ロス・カボス (Los Cabos)
この自治体は半島南端のカボ・サンルーカスと東側のサンホセ・デル・カボの二つの主要都市のほか、いくつかの村を含む. かつては漁港であったが、現在はメキシコ有数の観光地である. 特に上記の2都市の間はコリドール(回廊)地区と呼ばれ、一大リゾートエリアとなっている. ハイシーズンは冬で、北のアメリカやカナダから多くの避寒客が訪れる. マリンスポーツのほか、スポーツフィッシングやゴルフ、冬に回遊してくるクジラを見るホエールウォッチングを楽しむ多くの観光客でにぎわう. 主要空港はロス・カボス国際空港. 2012年6月、G20の首脳会議が開催された.
メキシコ国内は、麻薬戦争と呼ばれるほどシナロア・カルテルなどの非合法組織の活動が活発であり、ロス・カボスにおいても例外ではない. 2017年12月20日には、橋から吊るされた4人の遺体が発見されるなど治安の回復には至っていない.